寺田養蜂園では、越生町を中心とした埼玉県内で採れた蜂蜜のみを販売しています。
越生町には、約20,000本の梅の木が植えられていますが、梅の花の蜂蜜はほぼ採ることが出来ません。2月中旬から3月中旬にかけて、梅の花の蜜と花粉は、寒い冬を越えたミツバチ達の貴重な天然の食料となってしまい、蜂蜜として貯めることは難しいのです。
しかし、越生の梅でほかの地域よりも一足先に育ったミツバチ達は、効率良くヤマザクラや菜の花の蜜を集めることが出来ます。
美味しいはちみつは元気なミツバチが集めます。
ミツバチが蜜を貯めることのできる蜜源植物は、年々減少傾向にあります。里山の土地開発や、農業環境の変化がその原因と言われています。
ミツバチが住みやすい環境作りのために、生態系を崩さないよう先輩農家と相談し、ミツバチが好きな蜜源植物を増やす活動を行っています。
はちみつの違いは、ミツバチが集める花の種類によって変わってきます。
数種類の花の蜜から集めるはちみつを「百花蜜」、
1種類の花の蜜から集めるはちみつを「単花蜜」と呼びます。
ミツバチには蜜を集めるためのいくつかの習性があります。
1.見つけた蜜源植物に集中して蜜を集めに行きます。
2.見つけた蜜源を仲間たちに知らせます。
ミツバチの巣箱を山桜の群生地に設置すると、山桜に集中して蜜を集めに行きます。これにより単花蜜が作られます。
百花蜜はいろんな花がいっぺんに咲く時期に採れるはちみつです。
寺田養蜂園
〒350-0417
埼玉県越生町上野東4-18-10
TEL : 090-7274-2424
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